今回のこのお店のリノベーションは横浜中華街の中で関帝廟がる通りのちょうど角地で長年八百屋さんを営んでいたお店を借りられる事となり、スタジオ・ベルナがここでどんな表現が出来るかとても楽しみ･･･

その街を感じる!!

いつものように建物の調査は1時間ほどで済ませ周りの雰囲気、状況を知るためその辺りを徹底的に歩いた。 この事は何処へ行っても、必ず行う行為で、その街を感じ、色を感じ、形を感じ、空気を読む･･･ これから行うデザインという行為がその地域の中で特別な（目立たせるために変わったデザインをするような）ものでない、その街の風景に馴染むものにする為である。

古き良き中国的雰囲気とほっとする居心地の良さ

今回スタジオ・ベルナがテーマにしたのは、古き良き中国的な雰囲気とでも言おうか、漠然とそんな事をイメージした。外壁は真っ白な漆喰壁に木製の建具。柱や梁は存在感のある古材を使用。あとは看板や照明などで雰囲気づくりをすることとした。ファサードは決まった。内部はいつものように主役である商品をより輝かせる為の脇役でありながらも、ほっとする居心地の良さを考えた。

かくして、調査～着工　1週間
　　　 　　工事　　　　　 2週間
　　 　　　開店準備 　　1週間
いつものように一ヶ月で店は生まれ変わった。

01.改装前 かつては八百屋さんであった店内 02.改装後 居心地のいい店内
03.改装後 ホコリを被っていた古い自転車も雰囲気づくりに一役かっています

楽しい出来事の一つになってもれたら･･･

このようなスタイルで全国の観光地に幾つかのリノベーションとしての「お店の生まれ変わり」というお仕事を手掛けさせて頂いて、そのお店が少しでも多くのお客様に喜ばれ、その街に訪れた楽しい出来事の一つになってもらえたら、スタジオ・ベルナとしてはとてもうれしく思います。